国内の自動車メーカーであるスズキは2月に発売する新型「イグニス」でAppleのCarPlayに対応することを発表していましたが、既存車種である「ラパン」「ソリオ」「スペーシア」「ハスラー」でも近日中に無償アップーデートでCarPlayに対応することを発表しました。
2016年は国内CarPlay元年か
スズキのCarPlay対応は国内メーカーの国内販売車種としては初のものであり、いよいよ日本でも本格的にCarPlayが利用できるようになります。なお無償でCarPlayに対応するのは上記4車種のうち、メーカーオプションであるハーマン製のカーナビが搭載されたものに限ります。
スズキ以外でもGMは日本での販売車種でも2016年以降販売分はCarPlayに対応すると既に発表しています。さらにホンダがアコードやシビック、三菱がパジェロで2016年中にCarPlayに対応すると発表しています。いよいよ2016年はCarPlayが国内でも本格的に普及する年になりそうです。
CarPlayの利点は?
CarPlayの利点は何と言ってもiPhoneとの親和性の高さです。これまで車内で音楽を聴くのに、その都度Bluetoothの設定をするなどで面倒だったものが、Lightningケーブルを接続するだけでOKになります。またSiriの利用やiMessageの読み上げ、着信への音声での応答など、iPhoneと一体となった運用が可能になります。
今後、対応車種が増えることで対応アプリもさらに充実していくと予想されます。そうなればCarPlayは今よりもさらに便利になるでしょう。2014年3月に発表されたCarPlayがようやく開花の時期を迎えたのかもしれません。
Source: MONOist、Apple、スズキ、http://iphone-mania.jp/news-99176/
(KAZ)