UBS証券の最新調査から、Appleが2014年10~12月期に、6,900万台を超えるiPhoneを売り上げたことが判明しました。
ウォール街の予想を上回る数字
UBS証券は7日、投資家に向けて、Appleは12月締めの2015年第1四半期に、合計6,930万台のiPhoneを販売したとの予測を報告しました。これはウォール街が予想した6,550万台を大きく上回る数字です。
この予想は、過去最高の売り上げ台数を達成した2013年10~12月期の5,100万台と比べると、約36%の大幅増となっています。
しかし昨年はiPhone供給が需要に追いつかず、ウォール街の予想数字が高くなりすぎたという経緯があります。こうした結果を踏まえ、投資家らは今期6,550万台という売り上げ予測を立てているのです。
いずれにせよ、正確な売り上げ数字については、1月27日のAppleの2015年第1四半期決算報告を待つ必要があります。
中国での売り上げが貢献
UBSのアナリストSteven Milunovich氏は、同社の最新のデータから、10~12月期の売り上げには、中国におけるiPhone6/6 Plus需要が貢献していることがわかったと述べています。同期のiPhone売り上げの最大35%が、中国での売り上げだとしています。2013年10~12月期ではこの比率は22%でした。
Milunovich氏はAppleの2015年第1四半期の売り上げについて、前年の576億ドル(約6兆8,480億円)から680億ドル(約8兆847億円)に上昇すると予想しています。
参照元 : AppleInsider、http://iphone-mania.jp/news-58243/
執 筆 : lunatic