Appleはこれまで人々が驚くような製品づくりにより、驚異的な速度で成長を続けてきましたが、その成長を支える従業員、サプライヤー、工場作業員、アプリ開発者など、アメリカにおける同社の雇用の創出は100万人を超えたことを、Web上で明らかにしています。
iOSエコシステムに関わる仕事が多くを占める
Appleが明らかにしている雇用創出の内訳を確認すると、iOSのエコシステムに携わる仕事が62.7万人でトップ、その後Appleの下請け工場で働く従業員が33.4万人、Appleの従業員が6.6万人と続きます。
中でも、2008年にApp Storeをオープンして以降、アプリ市場は成長を続けており、2014年までの6年間の間に62.7万人の仕事を生み出したほか、アメリカを拠点に活躍するデベロッパーたちに対して80億ドル(約9,600億円)を超える金額を支払ったこと、そしてアプリ制作会社の78%はシリコンバレー外にあることを強調しています。
Appleの従業員は10年間で6倍に
Appleによれば、10年間の内に追加された仕事は52,000にもおよび、デザイナーや科学者、技術者など多岐に及びますが、それらを支える従業員は同期間内で6倍近くの成長を見せたとしています。
従業員は50の州にまたがり活躍を続けている、としています。
リテールストアで働く従業員は3万人を超える
現在Appleは44州265店舗のリテールショップをアメリカで展開し、30,000人の従業員を抱えている、としています。
さらに、多くの流通系の会社とは異なり、多くがフルタイムの社員で、パートタイムの社員についてもフルタイムと変わりない健康保険などを付帯している、としています。
これらの他にも、アメリカ拠点のサプライヤーが8,000社に及ぶこと、MacProに関してはアメリカ国内で生産していること、建設中のApple Campas 2、カスタマーサポートの設置などでも多くの雇用創出を生み出していることが紹介されています。
参照元:Apple、http://iphone-mania.jp/news-58458/
執 筆:クロス