9.7インチ版iPad Proの発表にともない、早速Geekbench3でベンチマークスコアが測定されています。
タブレットの中での位置づけが明確に!
やはりA9Xチップを搭載していることもありシングルコアで3,075と、A9プロセッサ搭載のiPhone6sの2,537をはっきりと上回っています。
タブレットだけでみると、同じデュアルコアのA9Xプロセッサでもメモリが4GBでクロック周波数が2.25GHzの12.9インチ版iPad Pro(3,233)に比べると、2.16GHzに抑えられた9.7インチ版はさすがにパフォーマンスではわずかにかないませんが、それでもA8Xを搭載しているiPad Air2の数値(1,831)を明確に超えています。
また、ゲームなどハイエンドな処理を要求するシーンで活躍するマルチコアでは、各デバイス間の差は相対的に縮小していますが、9.7インチ版iPad Proはここでもしっかりと2位につけています。
GPUテストでは、精緻な描写力がプッシュされているiPad Proだけあって、さすがの高ベンチマークスコアですが、面白いことに12.9インチ版を9.7インチ版がオンスクリーンではわずかに上回る結果となっています。このあたりはディスプレイの大きさが処理能力に関係しているのでしょう。
Source:ArsTechnica、http://iphone-mania.jp/ipadpro-108484/
(kihachi)