本日発売となるiPhone SEですが、その購入者の傾向はiPhone6やiPhone6sの購入者とはやや異なるとの報告を、調査会社の『Slice』が発表しています。
iPhone SEはスロースタート
『Slice』がまとめた調査結果によれば、iPhone6のオンライン上での最初の週末における販売台数を100%とした場合、iPhone6sは54%、iPhone SEはわずか3%となります。
3%とはかなり少ない数値で驚きますが、その一方でよい傾向も見られます。
根強い小型ディスプレイモデル人気
iPhone SEはiPhone6sと比較して、やや古い機種のiPhoneからの買い替えが目立ち、Androidからの乗り換えが多いモデルであることが分かりました。
大きなディスプレイのモデルに満足しているユーザーが、iPhone SEに戻すことは考えづらいので当然といえば当然かもしれませんが、やはりiPhone SEは小型のディスプレイを搭載していたiPhoneからの乗り換えが多いモデルで、iPhone6sは2年以上前のモデルからの買い替えが約40%にとどまったのに対して、iPhone SEは約48%と、高い移行率を誇ります。
また、Androidデバイスからの乗り換えがiPhone6sが約10%であるのに対して、iPhone SEは約16%となっている点も特徴です。この辺りは価格面の魅力が大きいと予想されます。
購入年齢層にも違い
購入者の年齢層にも違いがあり、iPhone SEは他の年齢層と比較して18歳から24歳の若年層と45歳から54歳のユーザーが多く購入している様子が見て取れます。
学歴にも差が現れる
さらに、購入者の学歴にも差が見られます。
iPhone SEはiPhone6sやiPhone6などの高価格モデルと比較して、最終学歴が中学卒/高校卒のユーザーが多いことが分かります。
Source:Slice、http://iphone-mania.jp/news-109107/
(クロス)