Appleが、Magic MouseにもForce Touch(感圧タッチ)の搭載を考えていることが、新たに取得した特許から明らかになりました。
すでに複数モデルがForce Touchを搭載
Force TouchはこれまでMacBook、Magic Trackpad2、そして3D TouchとしてiPhone6sに採用されていますが、Magic Mouseにも近い将来採用されることになりそうです。米特許商標庁(USPTO)は現地時間5日、Appleが申請した特許「Magic Mouse with Force Touch」を承認しました。
Appleは昨年10月に、Magic Mouse 2を発表しました。新バージョンは充電式になったほか、マウス表面をMulti-Touch対応としたことにより、シンプルなジェスチャーでWebページをスワイプしたり、文書をスクロールすることが可能になっています。
さまざまな入力が判別可能に
Appleの説明によれば、未来のMagic Mouseは、感圧センサーを搭載し、マウス表面の一部と底面の一部がピボットやボールジョイントなどによってつながっています。マウス表面に力を加えると感圧センサーにその圧力が伝わり、感圧センサーは受けた圧力から感圧データを取得します。そしてそのデータをもとに、どのくらいの力がユーザーによって加えられたかを判断します。
つまり、従来のマウスでは「クリックしたかどうか」しか判断できませんが、Force Touch搭載マウスは力の強弱や長押しなど、さまざまなインプットを判別できるようになります。
Appleが取得した特許の多くは製品化されていませんが、今回の特許については実現する可能性が高そうです。
Source:Patently Apple via 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-109953/
(lunatic)