Appleは現地時間6日、iOS9.3.2のベータ版、watchOS2.2.1ベータ版、tvOS9.2.1のベータ版、OS X 10.11.5のベータ版を開発者向けにリリースしました。
iOS9.3.1の改善版公開から1週間以内のリリース
スプリングイベントで公開されたiOS9.3.1は不具合が目立ち、Appleはそれを修正したバージョンをまずiPad Pro向けに、追ってその他のiOS端末向けにリリースしています。
しかしその後も修正版で、ロック画面からパスコードを入力せずに連絡先や写真の内容が見られてしまうバグがあることが発覚。Appleは5日にサーバーサイドで緊急対応したと発表しています。
バグ修正が中心
6日に開発者向けに公開されたiOS9.3.2のベータ版のリリースノートには、特にDictionary、iBooks、Safari、Simulatorのバグ修正が行われたと記されているようです。ビルド番号は13F51aとなっています。
一方Apple Watch向けのwatchOS2.2.1のベータ版については、watchOS 1 WatchKitアプリと、Xcodeのクラッシュ問題の修正が行われた模様です。ビルド番号は13V413と記されています。
またAppleは同日、Apple TV第4世代向けのtvOS9.2.1の初のベータ版と、OS X 10.11.5のベータ版も、開発者向けにリリースしています。すべてのベータ版はDeveloper Centerでダウンロードすることができます。
Source:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-110050/
(lunatic)