Appleは、iPhoneの買い替えサイクルは3年を想定していることがわかりました。
iPhoneの利用期間は3年を想定
Appleが環境保護の取り組みについて紹介したWebページの中で、iPhoneやMacなどの製品買い替えサイクルとして想定している期間について述べられています。
記述によると、最初のオーナーからiPhoneやiPadのiOSデバイスやApple Watchは3年、MacやApple TVは4年の期間、使用されることが想定されている、とあります。
公開されたページは、製品の製造から廃棄までのライフサイクルにおける温室効果ガス排出などの環境負荷について述べられた内容です。
Appleは、同社のリサイクルに関する取り組みの情報も公開しており、約43億円相当の金を回収したと発表しています。また、「アースデイ」にあわせて、世界各国のApple Storeでロゴの葉の部分を緑にして環境保護を呼びかけています。
また、アプリ内課金などの収益の全額を環境保護の取り組みに寄付する「Apps For Earth」特集を、App Storeで期間限定公開しています。
iPhoneのモデルサイクル、キャリアの契約は2年サイクルが定着
iPhoneは、2年ごとに大幅なモデルチェンジが行われ、大手キャリアの契約は「2年縛り」で更新されるのが定着していることから、iPhoneを2年ごとに買い替えている方も多いと思います。
なお、日本国内のデータではありませんが、IHSによる最近の調査によると、2012年に発売されたiPhone5ユーザーが29%、それ以前のモデル利用者が23%と、合計で半数以上のiPhoneユーザーが3年以上前のモデルを使っていることがわかっています。
AppleはiOSのサポート対象を旧モデルに拡大
Appleは、iOS8からはサポート対象に旧世代のモデルもサポート対象に加えており、最新のiOS9では、2011年に発売されたiPhone4sまでをサポートしています。
Source:Apple via CNBC
(hato)