3月に発売予定とされているApple初のウエアラブル・デバイスApple Watchですが、高級バージョンの”Edition”はなんと50万円もの値段が付けられるとされています。
そうした背景から、Apple Watchはラグジュアリーウォッチとして捉えるべきなのか否か、ということがしばしば議論されますが、結局のところApple Watchの存在、そしてその価値はどのように考えるのが適切なのでしょうか?
Apple Watchはラグジュアリーウォッチではない、その理由とは?
海外メディアのAbove AvalonはApple Watchについて、はっきりとラグジュアリーウォッチではない、と断言しています。その理由はラグジュアリーウォッチとApple Watchの特質の違いあります。
タグ・ホイヤーやロレックスなどの世界的なラグジュアリーウォッチは、その特徴・定義として”時代を超えても決して変わらない価値“というものがあります。これらは時代を経てもビンテージとして扱われ、定価よりも高い価格で取引されることもしばしばです。それこそがラグジュアリーウォッチたる所以でもあります。
Apple Watchに関してもこれと同様のことが起きるのか、と考えるとまだ結論は定かではないのですが、可能性は極端に低いものと考えられます。数年後、新しいモデルが発売されれば、旧モデルの価値は落ちてしまうでしょう。
そういう意味で言うと、たしかにApple Watchはラグジュアリーウォッチではない、という結論になるでしょう。
Apple watchは、価値あるデジタルデバイスである
とは言うものの、Apple Watchに価値がないのかと問われれば、決してそうではありません。iPhoneやiPodなどのApple製品を購入しているユーザーは、Apple Payやその他のサービスの利用を目的として、Apple Watchに興味を示すことはほぼ間違いありません。
そういう意味で、Apple WatchはiPhoneやiPodなどと同様、デジタルデバイスの1種であると言うことができ、デジタルデバイス分野では先進的で価値のあるものと言えそうです。発売後は多くのユーザーから注目を集め、スマートウォッチ分野をけん引する存在となることは間違いないでしょう。
参照元:Above Avalon
執 筆:クロス