iPad Proの充電時間を、既存のアップルアクセサリーを組み合わせて半分で済ませてしまう裏ワザが注目を集めています。
2倍の速度で充電完了!
12.9インチのiPad Proはそのサイズからも分かる通り、11,000mAhのバッテリー(iPhone6sの約6.5倍)を搭載しており、充電が100%になるまで5時間を要します。しかし、ニュースサイトCNETによると、iPhone SEと9.7インチiPad Proと同時に発表された、とある純正アクセサリーを使えばたった1時間半で80%まで充電が出来ることが判明しました。
そのアクセサリーの名は「Lightning – USB-Cケーブル(2,800円)」です。12インチのMacBookはUSB-Cポートしか搭載していないため、アダプターなしでiOSと同期を試みるユーザーにとっては待望の製品でした。
逆に言えば、それくらいしか用途のなかった同ケーブルですが、「Apple 29W USB-C電源アダプター(5,800円)」と組わせることで、本来ならば付属の12W充電アダプターで充電する他ないiPad Proを爆速で充電可能となることが分かりました。
そして、先述のCNETが実際に通常の12Wアダプターと、29Wアダプターの充電速度を比較検証した結果が下記です。
上図では、12Wが1時間経っても24%しか充電されていないのに対し、29Wでは50%終わっていることが確認できます。最終的に要した時間は、12Wが5時間要した一方で、29Wの場合2.5時間で済んでしまいました。
ただ、それもこれも12.9インチ版iPad Proが、iOSシリーズの中では唯一USB3.0に対応しているからであり、残念ながら9.7インチ版ではこの裏ワザは利用できません。
Source:CNET、http://iphone-mania.jp/news-113458/
(kihachi)