パナソニックは、機内販売をApple Payで支払い可能な次世代機内エンターテインメントシステムをCES2015で展示しました。先進的な装備で、エコノミークラスの長時間フライトもゆったりと楽しめそうです。
パナソニックの次世代機内エンターテインメントシステム
1月9日までアメリカのラスベガスで開催されていたCES 2015でパナソニックが展示した、エコノミークラス座席用の次世代機内エンターテインメントシステムは、ソフトレザー素材のシートの背面に取り付けられた、広い視野角を誇る13.3インチの高解像度大型タッチスクリーンディスプレイが特徴です。
HDMIやUSBの入出力端子のほか、ヘッドホンをつなげば高音質のハイレゾオーディオを楽しむこともでき、スマートフォンでも採用の進むワイヤレス充電装置も設置されています。
乗客は、世界の99.6%で利用可能な高速機内Wi-Fi経由で、リアルタイムのテレビ番組も楽しむことができます。
機内販売をApple Payで支払い可能!
特筆すべきは、Apple Payに代表されるNFC モバイル決済に対応しており、iPhone6やApple Watchを使って、財布やクレジットカードを取り出すことなく、機内販売の支払いができることです。
Apple Payは、とても簡単に使うことができますが、機内でお酒を飲んでいい気分になっての買いすぎには注意、かもしれませんね。
スマホ時代の座席は低消費電力、超軽量で低燃費!
このシートは、パナソニックが座席メーカーのB/E Aerospace社と共同で、スマートフォンなどのデバイスが当たり前になった現代の乗客のライフスタイルを研究して開発したものです。
シート自体は小型化されているものの、乗客はゆったりと座れるようデザインされており、快適な空の旅を楽しむことができます。
機内エンターテインメントシステムは低消費電力設計で、1300グラム以下と軽く作られています。さらに、マグネシウムとカーボンファイバーを駆使して作られたシート自体も非常に軽いため、航空会社にとっては消費燃料を減らせるメリットがあります。
ぜひ一度、乗ってみたい!Apple Payで機内販売の買い物もしたい!
パナソニック製のこのシート、現時点では採用する航空会社が現れるかも分かりませんが、ぜひ一度、乗ってみたいものです。その時に日本でもApple Payが利用可能になっていたら、機内販売でのお買い物もしてみたいですね。
参照元:DIGITAL TRENDS、http://iphone-mania.jp/news-59485/
執 筆:hato