Appleが現地時間16日、第4世代Apple TV向けにtvOS9.2.1、またApple Watch向けにwatchOS2.2.1をリリースしました。
バグ修正とパフォーマンス向上が中心
tvOS9.2.1はバグ修正とパフォーマンス向上が中心で、特に新機能は盛り込まれていません。3月にリリースされたtvOS9.2から、Bluetoothキーボードの利用が可能になったほか、アプリをフォルダにまとめることが可能になっています。
watchOS2.2.1もマイナーアップデートであり、バグ修正が中心となっています。こちらも3月にリリースされたwatchOS2.2から、1台のiPhoneで複数のApple Watchとの同期が可能になるなど、新機能が導入されました。
WWDCでwatchOSとtvOSに関連した発表がある可能性
Appleは6月の世界開発者会議(WWDC)で、watchOSとtvOSについて何らかの発表をすると期待されています。特にwatchOSについては、Apple Watchアプリの開発者はAppleから、すべてのアプリを6月1日までに、iPhoneと接続しなくてもApple Watch上で動作可能とするよう、通告を受けています。watchOS2以降、iPhoneなしで動作する、いわゆるネイティブアプリの開発が可能となりましたが、普及が進まない状況を打破するための決断と見られています。
Appleは同日、iOS9.3.2およびOS X 10.11.5もリリースしています。
Source:Macworld, http://iphone-mania.jp/news-116053/