今年9月の発売が見込まれる「iPhone7」こと次期iPhoneの販売に、Appleはかなり強気のようです。サプライヤーに対して年内の製造を要求している数が、アナリスト予測を大きく上回っていると報じられています。
iPhone7の販売に強気のApple
Appleがサプライヤーに対し、秋のiPhone7発売に向けて、年内に7,200万台から7,800万台の製造を要求している、と台湾メディアEconomic Daily Timesが報じています。これが事実なら、iPhone7は最近2年間で最大の販売数を記録することとなります。
ウォールストリートのアナリストたちは、年内の販売台数は6,500万台程度と見積もっていましたので、Appleは強気の販売見込みを立てていることとなります。
iPhone7の組み立ては、例年より早い時期の採用活動に踏み切っているFoxconnやPegatronが中心となり、発売に向けたスムーズな供給を担う見込みです。
サプライヤーからは弱気の声も?
iPhone7については、イヤホンジャックの廃止やアンテナラインの移動など、外観デザインの変更は小規模にとどまると見られていることもあり、買い替え需要を喚起できないのではないか、と懸念されています。
iPhone7に向けた発注数については、チップの製造を担当するAppleのサプライヤーからの情報として、今年後半も受注が伸びていないとして「期待外れ」との声も報じられていました。
Appleとしては、ティム・クックCEO自身が「想像もつかないような新機能」を搭載する語ったiPhone7の販売に、強気の見込みを立てているようです。