米国特許商標庁は、Appleが新たな特許を取得したことを発表しています。特許番号は8937591号で、視線の移動によってデバイスを操作する技術のようです。
先日からAppleの特許取得に関する情報が相次いでいますが、今回取得した特許についても将来的に搭載されるかもしれない、近未来的な内容となっています。
視線をパソコンのカーソルのように利用
今回Appleが取得した特許は、視線をカーソルのように利用する技術となっています。センサーとなる箇所の中央に自らの視線を合わせると、そこからのわずかな視線の動きをセンサーが検出・追跡することで、直感的な操作が可能となるようです。
実はAppleにとってアイ・トラッキング(視線検出)に関する特許は今回が初めてではなく、2008年にも出願(その後、2012年に特許取得)していることが確認できています。当時の特許は、ユーザーがデバイスを使用しているか否かを、デバイスが視線によって認識し、画面のオン/オフなどを判断する、という内容が中心でしたが、今回は当時の特許とは異なり、視線によってデバイスを操作する技術がメインのようです。
将来的にはMacやiPhoneなどにも活用?
今回の特許は、将来的にMacやiPhoneなどのほか、Apple TVにも利用されることが予想されます。先日ご紹介したジェスチャーコントロールに関する特許との組み合わせも考えられますね。
ホームボタンが飛び出す、ジョイスティックモードに関する特許もそうですが、Appleはデバイスの新たな操作手法開発に貪欲になっているようです。
参照元:Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-59657/
執 筆:クロス