次期5.5インチモデル「iPhone7 Plus」への搭載が噂される、デュアルカメラを使った3Dマッピング技術の特許をAppleが申請したことが分かりました。
iPhone7 Plusで搭載と噂のデュアルカメラを活用した3Dマッピング技術
9月の発売が見込まれる「iPhone7 Plus」には、デュアルカメラが搭載されると噂されています。このほど、Appleがステレオカメラを活用した3Dマッピング技術の特許を申請した、と同社の特許情報に詳しいメディアPatently Appleが報じています。
特許申請書類にある3Dマッピング技術は、小型のイメージセンサーを使用しているのが特徴で、iPhoneの薄いボディへの内蔵も可能になると考えられます。
「顔認識」と関連か
デュアルカメラと3Dマッピング技術が組み合わされることで、立体的な映像の認識が可能となり、ジェスチャーの動作による操作や、精度の高い顔認識などの活用が可能となります。
Appleはこの1年ほどで、顔認識関連技術を持つFaceshift、Emotient、人工知能のPerceptioといった企業を次々と買収しており、今回申請された特許とも、顔認識技術に関連があると考えられます。
デュアルカメラの活用できれいな写真の撮影も可能
デュアルカメラの活用によるメリットは、3D画像の撮影に限りません。先日ご紹介したように、2つのカメラで撮影した画像を合成し、「いいとこ取り」することで、高精細で鮮明な写真を撮影することが可能です。
Source:Patently Apple
(hato)