今年9月の発売が見込まれる「iPhone7」と「iPhone7 Plus」の両方に、ストレージ容量256GBモデルが投入される、との観測が浮上しました。これまで、256GBモデルは「iPhone7 Plus」のみになる、と見られていました。
4.7インチのiPhone7にも256GBモデルか
テクノロジー関連情報機関のTrendForceが、「Appleは次世代iPhoneのスペックを大筋で決めた」として、「iPhone7」と「iPhone7 Plus」のスペックの予測を公開しました。
ストレージ容量256GBのモデルについては、デュアルカメラを搭載する「iPhone7 Plus」のみになる、と報じられていましたが、4.7インチの「iPhone7」にも投入される、と見ています。
ただし、それ以外の容量については確定的な情報がなく、現行の64GBが128GBに置き換わる可能性がある、と流動的な模様です。
先日、iPhone7シリーズの最低ストレージ容量が16GBから32GBに引き上げられる、との情報をお伝えしましたが、これらの観測は、2015年にNANDフラッシュメモリの価格が急激に下落したことによると考えられます。
有機ELディスプレイは来年の「iPhone8」か?
TrendForceが公開した、iPhone7シリーズのスペック情報は、iPhone7 Plusへのデュアルカメラと3GBメモリの搭載と、これまで噂されている情報と同様のものです。
また、AMOLED(有機EL)ディスプレイは今年のiPhoneではなく、iPhone7sあるいはiPhone8となる来年のモデルに搭載されるだろう、と予測されています。
日本経済新聞が、iPhoneのメジャーアップデートの周期が2年ごとから3年ごとに長期化すると報じていたように、今年のiPhone7は小幅なアップデートになりそうです。
Source:TrendForce, Apple Insider, http://iphone-mania.jp/news-118655/
(hato)