スマートフォン業界では、先日Lenovoが曲面ディスプレイ搭載スマートフォンを発表会でお披露目したほか、サムスンも同様のスマートフォンを開発中であると噂されています。
気になるAppleの動向ですが、2015年に出願していた特許「ELECTRONIC DEVICE WITH WRAP AROUND DISPLAY」が米国特許商標庁(USPTO)の審査を通り、無事登録されたことが分かりました。
iPhone8は曲面ディスプレイ搭載へ?
iPhone7ま未発表の状態で、iPhone8の話をするのはいささか気が早過ぎる気もしますが、かねてからiPhone登場10周年記念モデルとなるiPhone8は、何らかの新しいテクノロジーが搭載されるのではないかと噂されてきました。
その筆頭とされるのが、折り曲げ可能な曲面ディスプレイの搭載です。
スマートフォンは一般的に、フラットな形状のディスプレイが搭載されていますが、サムスンはエッジスクリーン搭載モデルを発表し、そうした現状に風穴を開けました。
サムスンをはじめとしたスマートフォンメーカーは、ここからさらに進化して、フレキシブルで、腕に巻き付けるタイプのスマートフォンを開発中であるともされていますが、もちろんAppleも黙ってはいません。
米国特許商標庁(USPTO)が現地時間14日に登録特許として公開している書面には、Appleが思い描く曲面ディスプレイ搭載モデルの素案が確認できます。
もちろんこれらはあくまで「例」であり、こうした使用方法をAppleが採用するのかは分かりませんが、iPhone8の発表に向けて期待の持てる特許取得となっています。
Source:USPTO, http://iphone-mania.jp/news-121415/
(クロス)