複数の調査や分析から、2014年10月~12月期のiPhone売り上げは過去最高を記録したと推定されています。今回発表された2つの異なる会社による調査結果からも、米国におけるiPhoneの好調ぶりが明らかになりました。米MacRumorsがまとめています。
全携帯のアクティベーション数の半分がiPhone
米調査会社Consumer Intelligence Research Partners (CIRP)の調査結果によると、2014年第4四半期に米国においてアクティベートされた全携帯電話のうち、50%をアップルのiPhoneが占めていました。
今回の調査で対象となったユーザー数はわずか500人のため、かなりの誤差があると考えられるものの、2014年7月~9月期の28%と比べると大幅に上昇しています。上昇の理由はいうまでもなく、iPhone6/6 Plusです。
またCIRPの調査では、第4四半期のiPhone購入者のうち86%が、すでに既存のiPhoneユーザーであることがわかっています。一方で、サムスンユーザーの25%、LGユーザーの18%が、同四半期中にiPhoneへと切り替えていました。
2015年前半もiPhone需要は堅調と予測
2015年に入っても、多くの人々がiPhoneの購入を検討しているという調査結果が出ています。
米調査会社451 Researchが12月に実施した調査によると、今後90日以内にスマートフォンの購入を検討している消費者の56%が、iPhoneを購入予定だと回答しました。2014年9月の調査時(iPhone6/6 Plusの発売時)の71%と比べるとかなりその数字は下がっているものの、iPhone6/6 Plusが発売されて数ヶ月が経過していることを考えると、iPhone需要がいかに高いかがわかります。
iPhone6/6 Plus人気は消費者が大画面のスマホを好む傾向も反映しており、調査では90日以内の購入を予定する人々の60%が、5インチ以上の画面サイズの端末を購入すると答えています。1年前の2013年12月の調査時では、大画面に関心があると回答した人は40%でした。
アップルは1月27日に2015年第1四半期(2014年10月~12月期)の決算を発表する予定です。
参照元 : MacRumors
執 筆 : lunatic