サプライヤーからの情報によって、Apple Watch 2が6月より出荷準備に入っていることが明らかとなりました。同時計はiPhone7と同じタイミングで発表がなされると見られています。
すでに量産が開始されていた?
中国メディアの工商時報が報じたところによると、サプライチェーンはApple Watchシリーズが、第3四半期に単月で200万本売り上げると見積もっているようです。背景には、Apple Watch 2の発表が第3四半期に控えているためです。同報道では、すでに6月よりApple Watch 2の量産が開始されていることが明らかにされています。
昨年Apple Watchは、四半期毎の出荷本数が360万~400万本でしたが、今年に入ってからはアップルによる在庫調整によって、第1四半期の時点でわずか150万本にとどまっていました。
これを受けて、アップルより同時計のタッチパネル部品の供給を独占的に請け負っているTPK(宸鴻)も売り上げが大幅に低下、5月は先月比で35.4%も営業収益が減少するという状況に陥っていました。ただ、6月より次世代Apple Watch 2の量産が開始されたことをもって、同月の売り上げは20%増加する見込みです。
Apple Watch 2はLTE通信が可能なバージョンとなるほか、「ワークアウト」「ヘルスケア」などの機能が増加することが分かっており、文字どおり最先端のスマートウォッチとなると言われています。また、「ワークアウト」に「水泳」の項目が追加されることをもって、防水機能がさらに向上するのではないかとの見方もあります。
(kihachi)