Appleは本日、iOSデバイスの次期基本ソフト「iOS10」のプレビューサイトを公開しました。
そこでは、たくさんの新機能が画像や動画付きで解説されていますが、その中の一角に、純正マップアプリに関するコーナーがあり、「日本の交通機関がまもなく到着します。 」との記載があることが確認できます。
ついに日本でも乗り換え検索が利用可能に
Appleの純正マップは登場当初、褒められた出来ではありませんでしたが、最近では内容がようやく改善し、素晴らしいアプリへと変わりつつあります。
しかし、Googleが提供している地図サービス「Google Map」と比較すると、日本では当たり前の乗り換え検索機能がが使えない点が、見劣りしていました。
今秋登場予定のiOS10ではこの点が改善すると、プレビューサイトに記載されています。
日本の交通機関がまもなく到着します。 マップで乗り換えの検索や、運賃の比較ができるようになります。地図上には、地下にあるすべての駅や線路と、大きな駅をつなぐ連絡通路も表示されます。
日本の乗り換えは先進国の中でも特に難しく、首都圏では訪日外国人が右往左往する様子を頻繁に目撃します。これは、「私鉄」という概念が珍しいためで、各社が提供している時刻表データを統合するのは至難の業といえます。
「Google Map」は乗り換え検索機能を提供していますが、時刻表データはジョルダン社が作成したものを使用していることが確認出来ます。
地図アプリは、現在地から目的地までたどり着くための重要な手段であり、都市交通が発達している日本では、こうした機能は不可欠。1つのアプリで乗り換え検索まで可能になる、今回のアップデートは細かい点のようにも思えますが、喜ぶユーザーは多数存在しそうです。
Source:Apple, http://iphone-mania.jp/news-123403/
(クロス)