iPhone7では16GBが廃止され、ストレージは32GBからになるとの観測が出ています。新品のiPhone6sで4K動画を撮影しても、16GBでは30分程度で容量が足りなくなってしまうことを思えば、32GBでも心もとないのが正直なところですが……。しかし「i.dime」があれば、こうした悩みは一気に解決するかも知れません。
コイン・サイズの外部ストレージ
「i.dime」は現在、クラウドファンディング・サイトKickstarterで目標50,000ドル(約500万円)に対して、残り10日の状態で65,400ドル(約654万円)を集めています。このコイン・サイズの外部ストレージは、iPhoneにあらかじめ装着したドックにはめ込むだけで、一気に端末のストレージを倍増させることが出来るという優れものです。
さらに、専用のUSB型ホルダーに「i.dime」をはめ込むだけで、iPhoneとラップトップ間のファイル転送を行うことも可能です。
iPhone単独では出来ないことも可能に!
個人的に素晴らしいと思うのは、専用のコンテンツビューワーが音楽や画像のみならず、AVIやMKVといったiOS未対応のフォーマット動画をSRT(字幕ファイル)付きで再生してくれる点です。Androidではエンコードした動画ファイルをフォルダごと端末に投下するだけで簡単に再生可能ですが、iPhoneではそれが出来ません。
総じて外部ストレージの利点を最大限に活かし、iPhoneの欠点をカバーしていると言える製品となっています。
価格は、最小の32GBがケースとエクストラバッテリーのセットで87ドル(約8,700円)、最大の256GBが同じセットで308ドル(約30,800円)となっています。なお、世界中のどこへでも発送可能とのことです。
Source:Kickstarter,Cult of Mac, http://iphone-mania.jp/news-124280/
(kihachi)