iPhone7がリリースされたらすぐにアップグレードしたいと考えているユーザーが、iPhoneユーザー全体の半数を占めていることが分かりました。
80%がiPhone7への変更に前向き!
デバイス保険会社Insurance2Goが1,000名を超えるiPhoneユーザーを対象として行った調査によると、iPhone7が発売されたらすぐに切り替えると考えているユーザーは、全体の50%に上るとのことです。発売すぐに限らないがどこかの時点でiPhone7に切り替えるつもりだと回答したユーザーまで含めると、80%近くがiPhone7に高い関心を示していることが分かりました。
一方で、19%のユーザーはiPhone7ではなく、Galaxy S7などサムスン製の端末も検討していると回答、8%はiPhoneではないデバイスに変えるつもりだと回答しました。
どの端末を選ぶにせよ、ほぼ全員が何らかのアップデートを検討しているあたり、この調査がどのように行われたのか疑問ではありますが、アンテナラインの変更、イヤフォンジャックの消失、7 Plusにのみデュアルカメラ、というマイナーアップデートにとどまるとされているのにもかかわらず、次期iPhone7に対する期待が高いことを裏付ける結果だとみることも出来ます。
結局、iPhone7は売れるのか?
ただ米メディアFortuneは、Insurance2Goが発表した結果は、端的にアップグレードしたいとする需要を示しているに過ぎず、むしろアップルにとっては、現在のiPhoneユーザーが「エコ・システム」を離れて、iPhone以外のデバイスに浮気しようとしていることのほうが重要だと、慎重な見方を下しています。
iPhone7については、先述したように変更点が少ないことなどから顕著な売り上げとはならないとする観測が多く出ている一方で、アナリストが総じて悲観的になりすぎているとみる向きもあります。
どうなるかは蓋を開けてみないと分かりませんが、発売前には「今更4インチを出されても…」と言われたiPhoneSEも、売り上げが予想よりもいい状態で推移していることを思えば、iPhone7についてもポジティブ・サプライズとなる可能性は十分あるでしょう。
Source:Fortune
(kihachi)