Apple Payなどのモバイル決済による現金引き出しが、全米約7万台のATMで可能となります。アメリカの決済関連団体が共同で発表しました。
全米7万カ所のATMがApple Payでの現金引き出しが可能に!
Apple Payを使ったATMでの現金引き出しは、米銀行大手のバンクオブアメリカとウェルスファーゴが導入を進めていることが今年1月に明らかとなっていました。
このほど、国際金融サービス企業のFISと、ATMサービス事業でアメリカ最大手のPayment Alliance Internationalが、消費者向けにキャッシュカード不要での現金引き出しサービスを全米約70,000台のATMで提供する、と発表しています。
ATMの画面に表示されるQRコードを、iPhoneの専用アプリで読み取り、指紋認証のTouch IDで本人確認することで現金引き出しが可能になります。
日本でのApple Pay導入は今年9月か?
残念ながらApple Payは日本ではまだ導入されていませんが、今年9月か10月頃に導入されると噂されています。
なお、じぶん銀行とセブン銀行が、iPhoneアプリを使った全国のATMからの現金引き出しを来年春から可能にすると発表しています。
ATMでキャッシュカードを使わなくて済むことにより、カードの磁気情報を盗み出すスキミングによるカード偽造や、暗証番号の盗み見といった犯罪のリスクを大きく下げられるだけに、日本でもApple Payを使った現金引き出しが早く可能になることに期待したいものです。
Source:9to5Mac, iClarified, http://iphone-mania.jp/news-125817/
(hato)