2020年と見込まれていたAppleの電気自動車、「Apple Car」の発売が2021年にずれ込む模様です。
Appleの電気自動車、発売を1年延期!
「プロジェクト・タイタン」と呼ばれるAppleの電気自動車開発プロジェクトは、2020年の発売を目指して開発が進んでいる、と噂されてきました。
しかしここへきてニュースメディアのThe Informationが、同プロジェクトメンバーだった元従業員の話として、Appleは2020年の発売を目指していたが、2021年にずれ込んだ、と報じています。
中心人物の突然の退職が原因か?
発売時期の遅れについて、原因は明らかにされていませんが、今年1月、Appleの自動車開発で指導的立場にあったSteve Zadesk氏が突然退職したことも関係がありそうです。
また、デザイン最高責任者のジョナサン・アイブ氏が示していたプロジェクトの進捗への不満が、発売延期を決定させた可能性もあります。
テスラ社CEO「2020年は遅すぎる」
以前よりAppleと人材の引き抜き合戦を繰り広げるテスラ・モータースのイーロン・マスクCEOは以前、Appleの自動車開発について「公然の秘密」と語っています。
また、2020年という発売時期を「遅すぎる」としつつも、自社の「競合になる」と警戒する姿勢を見せていました。
中国での大型出資、充電ステーションの技術者引き抜きなどの動き見せるApple
Appleは最近も、中国版Uberと言われるDidiに10億ドルの巨額を出資し、自動運転用のデータ収集が目的ではないかなどと噂されました。
また、電気自動車用にも使える充電ステーション企業の技術者を引き抜くなどの動きも見せています。
Source:9to5Mac
(hato)