Appleで電気自動車開発プロジェクトに所属していたコンピュータービジョンと自動車ナビゲーションのスペシャリストが、シリコンバレーの新興電気自動車メーカー「Faraday Future」に引き抜かれたようです。
「スペシャルプロジェクト」部門から転出
LinkedInのプロフィールによれば、バート・ナビ氏は2014年9月から今年7月まで、Appleの「スペシャルプロジェクト」部門勤務となっていました。同部門はAppleの自動車開発プロジェクト、つまり「プロジェクト・タイタン」を担っていると見られています。
しかしこの8月からの肩書は、Faraday Futureの「戦略提携ディレクター」となっています。
役員にTesla出身者多数のFaraday Future
Faraday Futureは、電気自動車および自動ナビゲーションソリューションの開発を行っている新興企業で、今年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)において、一人乗りの電気自動車(コンセプトカー)を初披露しています。
「Executive Team」に掲載されている8人のプロフィールを見たところ、うち4人がTeslaに籍を置いていたことがあるようです。
現在Appleの電気自動車プロジェクトを率いているのは、ボブ・マンスフィールド氏であると報じられています。またBlackBerryの小会社で自動車用組み込みソフト大手QNXの元CEO、ダン・ダッジ氏も、マンスフィールド氏のもとで働いているとされています。
Source:AppleInsider, http://iphone-mania.jp/news-129648/
Photo:Faraday Future
(lunatic)