来年はiPhone発売10周年となるため、iPhone7 Plusが搭載したデュアルカメラ機能を、「iPhone8」「iPhone8 Plus」の両方が搭載するのではという観測が一部で出ています。
しかしApple情報の正確さに定評のあるKGI証券アナリストのミン-チ・クオ氏は、デュアルカメラを搭載するのはiPhone8 Plusのみになると予測しています。
一般受けしない?デュアルカメラ機能
クオ氏が投資家らに配布したメモには、「写真マニアやプロの写真家にとっては魅力的な新機能ではあるものの、iPhone7 Plusのデュアルカメラはまだマスマーケットキラーアプリにはなれない」と記されていました。
またデュアルカメラの製造コストが高いことから、来年も搭載モデルはPlusのみにとどまる、とクオ氏は見ています。
実際光学手ブレ補正も、iPhone6 Plusで導入されたものの、iPhone6sには搭載されず、今回のiPhone7で初めて搭載されています。
光学手ブレ補正は広角レンズのみ?
クオ氏はまたiPhone7 Plusのデュアルカメラについて、現在は光学手ブレ補正を搭載しているのは広角レンズのみですが、次モデルでは望遠レンズも光学手ブレ補正を搭載するだろうとの予測を述べています。
ただしAppleは、望遠レンズが光学手ブレ補正を搭載していないとは明言していません。もしクオ氏の発言が正しいなら、2倍の光学ズームで撮る写真やビデオはブレやすいということになります。
クオ氏はiPhone Plusシリーズの売り上げは、iPhone全体の30〜40%程度になるとの見積もりも明らかにしています。
Source:9to5Mac
(lunatic)