公開されたばかりのiOS10について、現時点で判明しているバグ情報をご紹介します。中には、使い勝手に影響を及ぼすようなものもあるので、ご注意ください。
多くの新機能を搭載したiOS10、早速不具合も判明
数多くの新機能を盛り込んだiOS10は、日本時間の14日午前2時に公開されましたが、公開直後にはiPhoneが「文鎮化」する不具合が発生し、Appleが急きょ対応するといったハプニングもありました。
現時点で判明しているiOS10のバグについて、iPhoneHacksが紹介しています。なお、すべてのユーザーが影響を受けるわけではない不具合もあります。
一般的な不具合
- カメラアプリがビデオモードだと、コントロールセンターで明るさの調整バーが最大にならない
- iPhone6s Plusでは通知パネルの表示が乱れる
- iPhone6のランドスケープモードでクイックリプライ(ロック画面からメッセージに返信する新機能)の表示が乱れる
- Siriに「私の電話番号」を尋ねると関係情報が表示されず、画面が乱れる
- 一部の地域で、ウィジェットアプリ「News」がコンテンツの再読み込み時に落ちる
- Apple Musicで、一部のアーティスト名がグレーアウトしてタップできない
- iOS10の「ミュージック」アプリで、隠れた削除ボタンがある
- 「ミュージック」アプリで歌詞が勝手に消えてしまう。復旧するには、ライブラリ全体を同期しなおす必要がある
- 「メッセージ」アプリでコンテンツをシェアする際、文字入力中にiPhoneを振ると操作ボタンが隠れてしまう
- iPhoneを強制再起動すると、起動画面の表示前、画面が緑色になる
- 一部のiPhone6s Plusユーザーで、iOS10をインストール後、端末が不規則に再起動を繰り返す
- 英文キーボードが、数字入力モードから自動で戻らなくなることがある
iPad関係
- クイックリプライのウインドウを開きキーボードを開いたままでiPadを回転させるとホームスクリーンの表示が乱れる
- 画面の向きを変えると、iPadが操作を受け付けなくなることがある
近日中に不具合修正版が配信か
今回に限らず、OSのメジャーアップデートの際に何らかの不具合が報告されることは(残念ながら)珍しくありません。
iOS10をインストール後に上記のような症状がある方は、近日中に配信される修正版を待ちましょう。
なお、これからアップデートする方は、アップデート前の確認事項を踏まえて、iPhoneを最新版のiTunes経由でバックアップしてから、時間に余裕を持ってアップデートすることをお勧めします。
Source:iPhoneHacks
(hato)