iPhone7/7 Plusでは、初めて5.5インチのPlusモデルが4.7インチの人気を上回り、新色のジェットブラックとブラックに人気が集中していることがわかりました。
初めて5.5インチの人気が4.7インチを上回る!
Slice Intelligenceが、オンライン予約されたiPhone7/7 Plusの販売データ32,000件から、iPhone7/7 Plusの販売傾向を分析した結果を公表しました。
2014年発売のiPhone6から始まった、4.7インチと5.5インチの2サイズ体制では、これまで4.7インチの通常モデルの方が人気がありました。
しかし、iPhone7/7 Plusでは初めて、5.5インチのiPhone7 Plusが55%と過半数を占め、45%のiPhone7を上回っています。
これは、iPhone7 Plus最大の特徴であり、Appleの発表会でも強調されていたデュアルカメラに魅力を感じたユーザーが多かったためと思われます。
新色2色に7割の人気が集中!
iPhone7/7 Plusの人気色は、ブラックが46%と半数近くでトップ、次いでジェットブラックが23%と、ブラック系の新色の合計が69%を占め、人気が集中しています。
なお、iPhone6からの人気色の傾向を見ると、iPhone6では50%、iPhone6sで39%とスペースグレイが一番の人気色でした。
ストレージは中間が人気、の傾向は今回も
iPhone7/7 Plusで32GB/128GB/256GBとなったストレージ容量は、中間の128GBが67%を占め、一番人気となりました。
興味深いことに、中間のストレージ容量が6割以上のシェアを占める傾向は、iPhone6から継続しています。
日本では4.7インチのジェットブラックが人気
ご紹介したデータはアメリカの傾向ですが、MMD研究所が発表したiPhone7/7 Plusの購入意向調査では、ジェットブラックの人気は共通しているものの、4.7インチのiPhone7のほうが購入意向が高い傾向が見られました。
Appleは従来から、iPhoneなどの詳細など販売内訳を公表していません。また、今年はiPhone7/7 Plusが予約だけで完売する見込みとして、恒例だった発売後最初の週末の販売台数公表を取りやめる、と発表しています。
Source:Slice Intelligence
(hato)