イヤホンジャックが廃止されたiPhone7/7 Plusに付属する、「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」の分解レポートが公開されました。小さい端子の中に、整然と部品が詰まっています。
カッターにヤスリ、爪切りでワイルドに分解!
「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」の分解レポートを公開したのは、ベトナムの情報サイトTinhteです。
iPhoneの分解レポートでおなじみのiFixitやChipworksの精密な分解とは異なり、カッターやヤスリ、そして爪切りを使って、かなりワイルドに分解しています。
デジタル・アナログ信号変換チップなどが整然と配置
アダプタの内部には、Lightning端子から出力されるデジタル信号をアナログ変換するDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)チップが、多くのコンデンサと一緒に、整然と配置されています。
DACチップの表面には「338S00140/A0QK1623/TW」と印字されているだけで、メーカー名はありません。9to5Macは、Cirrus LogicとDialog Semiconductorの2社が製造を担当しているようだ、と伝えています。
Lightningイヤホンの端子も分解!
iPhone7/7 Plusに付属するLightning接続のイヤホン「EarPods with Lightning Connector」も分解されています。
内蔵されているDACチップは、アダプタに使われているの型番の一部が異なるものが使われているようです。
なお、Apple Storeでの販売価格は「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が900円(税別)、「EarPods with Lightning Connector」は3,200円(税別)で、単品での購入も可能です。
ワイルドな分解の様子をおさめた動画は以下からご覧ください。
Source:Tinhte via 9to5Mac, http://iphone-mania.jp/news-136946/
(hato)