iOS10で利用可能だった、スクリーンショットやカメラを無音化する裏技が、iOS10.1のベータ2では使えなくなってしまいました。
iOS10.1ベータ2、スクショの無音化バグが塞がれる
iOS10では、iOS9シリーズまで使えていたスクリーンショットのシャッター音を無音化する方法が使えなくなりましたが、Assistive Touchの設定により再び無音化できていました。
iOS10のバグを利用したこの方法は、いつか使えなくなる可能性がありましたが、その日は意外と近いようです。
iOS10.1のベータ2とパブリックベータ2で、スクリーンショット音が消えないことが確認されています。
iOS10.1パブリックベータ2をインストールしたiPhone7 PlusとiPhone6sで、スクリーンショット音が消せないことを確認した、と「かみあぷ」が報じています。
お勧めできない「iOSをアップデートしない」という選択
iOS10.1はあくまでもベータ版ですが、残念ながら正式版で元に戻る可能性は低そうです。
しかし、スクリーンショットの無音化のためにiOSをアップデートしないという選択は、セキュリティの観点からもお勧めできません。
今後、新たな裏技が発見されることに期待しましょう。
スクショの無音化が話題となるのは日本限定
iOS10.1は、iPhone7 Plusで背景をぼかした写真の撮れるポートレートモードが注目を集めています。また、メモリ管理の最適化によりiPhone7 Plusの動作が高速化すると報じられています。
iOS10.1ベータ2では、アクセシビリティに新機能が追加されています。
なお、スクリーンショット音やカメラのシャッター音を消す方法が話題になるのは日本だけで、海外モデルのiPhoneはサイレントスイッチでマナーモードにすれば、これらの音は消える仕様となっています。
Source:かみあぷ
(hato)