iPhone7/7 Plusでは、シリーズ初となるステレオスピーカーが搭載され、iPhone6sと比べて音量が2倍になったと発表されています。実際にどの程度ボリュームが上がっているのか、比較した映像をiClarifiedが公開しました。
3つの方法で音圧を計測・比較
映像では、iPhone6sとiPhone7のスピーカーから出した音の音圧(dbA)を、3つの位置で音圧計を使って測定しています。なお、10dbAの差は音量が2倍になったことを示します。
最初に、本体下部に音圧計を当てての計測です。
結果は、以下のようにあまり差がつきませんでした。
- iPhone6s:99.2dbA
- iPhone7:99.6dbA
次に、ステレオスピーカー搭載のiPhone7で違いが出そうな、本体側部での計測です。
iPhone7の音量が大きくなっていますが、2倍(10dbA)までの差はありません。
- iPhone6s:84.9dbA
- iPhone7:89.4dbA
最後に、ガラスの円盤をかぶせて音を反響させての計測です。
3つの計測方法では最も大きい8.3dbAの差が出ました。
- iPhone6s:102.3dbA
- iPhone7:110.6dbA
iPhone7での大音量化を確認!
実測値では、2倍まではいかないものの、iPhone7では本体で再生できる音量がかなり大きくなっていることが分かります。実感動画は以下からご覧いただけます。
なお、初代iPhoneからiPhone6/6 Plusまでの音量を比較した実験映像も公開されています。この時点では、iPhone6/6 Plusの音量がシリーズ中最大でした。
iPhoneで映像やゲームを楽しむ時など、ステレオ化と音量アップは嬉しい進化と言えそうです。
個人的には、裏技を使って対策しなくてはならないほどスクリーンショットや写真撮影時のシャッター音まで大きくしなくてもよかったのに、と思ってしまいますが・・・。
Source:iClarified, http://iphone-mania.jp/news-140282/
(hato)