Appleが新たに、照度センサーをiPhoneディスプレイ内に埋め込む技術に関する特許を取得しました。これによってディスプレイ外にセンサーを設置する必要がなくなるため、iPhone8に向けた全面ディスプレイへの足がかりではないかとされています。
上下のスペースもディスプレイにできる
通常、照度センサーはアクティブディスプレイ(実際の画面)とは別に設置されています。iPhoneシリーズで言えば、端末の上部にインカメラと並んで近接センサーや照度センサーが搭載されています。そのため、これまでのスマートフォンはサイズや重量面で制約が生じてきました。
しかし、新たにAppleが開発した特許「照度センサーをディスプレイに統合した電気デバイス」では、ディスプレイ上に感圧センサーのレイヤーと並んで照度センサーを重ねることで、わざわざ場所を占める必要がなくなるそうです。同特許の取得を報じたApple Insiderは、次世代iPhoneがベゼルフリーとなるための重要なステップだと指摘しています。
事実、これまでにもホームボタンをディスプレイに埋め込む特許をAppleは取得しており、早ければ次のiPhone8で全面ディスプレイとなるという見方も出ています。
Source:Apple Insider, http://iphone-mania.jp/news-140410/
Photo:YouTube
(kihachi)