2017年に発売される「iPhone8」は、5.0インチと5.8インチにディスプレイが大型化するものの、本体は現行モデルと同じサイズとなるようです。
iPhone8はベゼルレスデザインで大画面化か
2017年のiPhone8は、画面縁のベゼルがなくなり全面ディスプレイとなることで、現在のボディサイズのままで4.7インチが5.0インチに、5.5インチが5.8インチとそれぞれ大画面化する、とのレポートをBarclaysのアナリスト、ブレイン・カーティス氏とクリストファー・ヘメグレン氏が公開しました。
アジアへの出張中にサプライヤー関係者から情報を得たとする両氏は、iPhone8のデザインは未確定ながら、ベゼルフリーデザインにより画面サイズが拡大すると確信している、と語っています。
上位モデルの画面拡大に伴い、iPhone SEの後継にあたる廉価モデルが4.7インチになる、と続けています。
iPhone8の画面サイズに5.0インチが追加されるとの情報は、10月末の日本経済新聞の報道と一致します。5.8インチについては、9月末に有力アナリストであるミンチー・クオ氏が予測を発表しています。
iPhone8 Plusは曲面OLEDディスプレイ搭載か
カーティス氏とヘメグレン氏は、「Plus」モデルだけが有機EL(OLED)ディスプレイを採用する、と予測しています。
モデルが限定される理由について両氏は、2017年の時点ではOLEDは大半をSamsungとLGから供給を受けることとなり、Foxconnの子会社であるシャープの量産体制が整うのが2018年になるため、と説明しています。
両氏は、OLEDディスプレイをプラスチック製にすることで、画面の縁を曲面にして本体側面に回り込んだデザインが可能になる、とも述べています。
また、Force TouchをiPhone7/7 Plusで採用しているフィルム式から、フレキシブルPCB式に変更する可能性がある、とも予測しています。
さらに両氏は、iPadシリーズは来年3月にモデルチェンジし、ベゼルフリー化で本体サイズは同じまま9.7インチ版のiPadが10.5インチに大画面化する、とも予測しています。
Source:Business Insider
Photo:ConceptsiPhone
(hato)