2014年、Appleは新製品として、iMac 5Kディスプレイモデルを市場に投入しました。その美しさは言うまでもなく、これまで筆者が体感した中でも随一の商品だったのですが、海外メディアの9to5MacによればAppleは2016年の新製品として、驚愕のiMac 8Kディスプレイモデルを発売するかもしれません。
VESAが最新の規格「DisplayPort Version 1.4a」を発表
Appleが2014年に投入したiMac 5Kディスプレイモデルは、これまでのiMacと比較して4倍のピクセル数(1,470万ピクセル)を誇り、「黒はより黒く、色はより鮮やかに、画像はまるでスクリーンから飛び出してくるような臨場感を持って映し出される」(AppleのiMac商品ページより引用)とされていますが、今回9to5Macが報じた内容が事実となれば、2016年にはさらなる美しさが実現されるかもしれません。
今回の報道はAppleのサプライヤーからのリーク等ではなく、あくまで業界周辺の動向が元にはなりますが、DisplayPortの規格制定を行うVESAが、「DisplayPort Version 1.4a」を発表したことから、美しさへのこだわりの強いAppleはこの動きに乗るのではないか、という予測です。
新規格の発表を新モデルの発表にそのまま結びつけてしまうのはいささか無理がありますが、発表された新規格は、8Kディスプレイの実現にだけ効力を持つものではなく、一般的な解像度のディスプレイについても薄型化や省電力化が実現できる規格となっているようなので、長らく更新されていないThunderboltディスプレイのリフレッシュの方が期待できるかもしれませんね。
参照元:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-62032/
執 筆:クロス