2015年2月10日、ヤフー株式会社は、ライオンネットワーク株式会社と提携し、JAA、HAA神戸など中古車オークション会場とヤフオクの直接連携を発表しました。
一般ユーザーが業者オークションからヤフオクを通じて中古車を直接購入
ヤフオクではかなり前から個人もしくは事業者が車本体の販売を行っており、一般ユーザーも購入できる仕様ではありました。しかし、高額商品だけに相手方への信頼欠如や、実物を見ずに購入しなければならないというスタイルに抵抗があった方も多いと思います。今回ヤフオクが開始した取り組みは、事業者が在庫車を仕入れるオークション会場から一般ユーザーが直接車を購入できるというものです。
車を買う際の手段として「オークション代行」というものが存在しますが、今回の取り組みは、オークションを代行する事業者のポジションを、ヤフオクが担当するといった仕組みです。自動車オークション会場では、審査員が車に対して客観的な審査を行い、良い点や悪い点を総合的に評価し、点数による格付けを行います。この外部機関による掲載車の評価は、ヤフオクで車を買う上で懸念されていたリスクを払しょくできる要素の一つとなるでしょう。
外部企業が提供するローンも存在
ローンの利用については、アプラスなどの外部企業がヤフオク落札者に対するローンサービスを提供しています。今回のヤフオクの取り組みでは、外部サービスを上手に活用しながら、ヤフオク内で良い車を見つけられれば、中古車販売店で購入するよりも10%~20%ほど車体を安く購入できる可能性があるでしょう。しかし、あくまで実物未確認での取引であるため、「考えていたものと違う」というリスクはある程度覚悟したうえで、利用するべきですね。
スマートフォンで車をポチる
インターネット上であっても掲載車と出品者に対する信頼・信用度が上がれば、スマートフォンのヤフオクアプリから車を購入するという人が、今後は増えてくるかもしれませんね。また、業者オークションでは月に数千台の車が流通しているため、自分の欲しい車の相場を定期的に調べるという楽しみ方もアリですね。
参照元:Yahoo!、http://iphone-mania.jp/news-62021/
執 筆:chappy