KGI証券の名物アナリストであるミンチー・クオ氏によれば、次期iPhoneのデュアルカメラは光学手ブレ補正(Optical Image Stabilization:OIS)がアップグレードされる予定です。
広角レンズにも望遠レンズにもOIS搭載
現在、光学手ブレ補正自体はiPhone7にもiPhone7 Plusにも搭載されていますが、Plusは望遠レンズに同機能が付与されていません。したがって、デュアルカメラで動画をズーム撮影する際は手ブレが生じることになりますが、ミンチー・クオ氏によれば、iPhone8ではこの問題が解決されるとのことです。
もっとも同時に、望遠レンズのイメージサークルを拡大するために、技術的問題や画質の低下なども懸念されています。
デュアルカメラはPlusとプレミアムモデルのみ?
またクオ氏は、デュアルカメラが全モデルに搭載されるとは考えておらず、5.8インチ(アクティブディスプレイは5.2インチ)のプレミアムモデルと、5.5インチのPlusのみになるだろう、と改めて指摘しています。
上位機種にのみデュアルカメラが搭載される理由として、同氏は以前、「写真マニアやプロの写真家にとっては魅力的な新機能ではあるものの、iPhone7 Plusのデュアルカメラはまだマスマーケットキラーアプリにはなれない」と述べていました。
Source:MacRumors
(kihachi)