デベロッパーがiTunes Connect経由でApp StoreへアップロードできるiOSアプリ容量の制限が、これまでの2GBから倍の4GBへ引き上げられます。アップルが12日、明らかにしました。
一気に倍の容量へ
アップルは容量の制限を引き上げることにより、「これまでよりも多くのメディアを加えることが可能となり、より完成された、リッチなユーザー体験を提供できる」としています。
最高2GBまでという容量制限は、App Storeが初めて導入されたときからのルールであり、今回の4GBへの変更は初の引き上げとなります。
2GBという制限が設けられていたために、動画やグラフィックが豊富に盛り込まれたゲームについては、App Storeでの配信は不可能となっていました。
高画質を求めるユーザーに応えたい
iPhoneやiPadディスプレイの大型化および解像度の向上により、よりきれいな画像を見たいというユーザーの需要に応えるため、デベロッパー側はアップロードできるアプリ容量の増加を必要としていました。今回一気に倍に増えたことで、コンテンツ作成の自由度も向上すると見られています。
ただしアップルの注意書によれば、容量は倍増しても、携帯電話網での配信制限が100MBであることには変わりはないそうです。
参照元 : Apple、MacRumors
執 筆 : lunatic