次期iPhoneとされているiPhone8は、高速なワイヤレス充電を実現するため、ボディーが全面ガラス製となる可能性が浮上しました。
金属では充電速度に制限が生じてしまう
2017年にリリース予定のiPhone8は、ボディーが全面ガラス製になるとのレポートを発表したのは、Apple製品の予測に定評のある、KGI証券のミンチー・クオ氏です。
ガラス製になる理由は、金属製のボディーでもワイヤレス充電を行うことは技術的に可能ではあるものの、無線周波数許容度の関係で充電速度に制限が生じてしまうから、と言われています。また、Appleの最高デザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏が以前より、1枚のガラスのようなiPhoneを作りたいと考えていたことも知られています。
なお、クオ氏は、ガラス製であるかとは別に、ワイヤレス充電がすべての新iPhoneに搭載されるかは定かではないものの、2018年にかけてはその割合が増加していくだろう、としています。
ワイヤレス充電はプレミアムモデルのみ?
すべてのiPhone8シリーズに搭載されない可能性もあるとなれば、やはり実装の優先度が高いモデルは、ミンチー・クオ氏のいう「プレミアムモデル」でしょう。同氏は、従来同様の4.7インチや5.5インチサイズのLCDディスプレイを搭載したiPhoneのほかに、OLEDディスプレイの5.8インチiPhoneが「特別なデザイン」で登場すると考えています。
このほか、iPhone8はホームボタンの消失や、デュアルカメラの光学手ブレ補正機能向上、SamsungのGalaxyシリーズのような曲面ディスプレイなどが噂されています。
Source:MacRumors
Photo:ConceptsiPhone
(kihachi)