アップルが電気自動車を開発しているというニュースがメディアを賑わしています。当然ですが、アップルが自動車の開発に関して、何かしら発表したわけでもありません。メディアの中には、謎に包まれた自動車関連のプロジェクトが「Titan」と呼ばれており、アップルが開発している自動車がどのようなものになるのかを既に予想しているメディアも出始めました。
ミニバン風のアップルカーの特徴は?
風刺で有名なアメリカのニュースサイトThe Onionによりますと、アップルカーはミニバン風のデザインで以下のような特徴があるようです。
・フロントガラスにはさまざまな情報が実際の4倍の高解像度で表示される
・特殊なアップル製のガソリンを燃料としている
・ギアチェンジのたびにiCloudにサインインするよう促される
・ドライバーの過去の運転履歴から適切なスピードが推奨される
・なめらかだが、目立たないエアーバッグを搭載している
・減速するとタイヤのホイールがレインボーカラーに変わる
・カップホルダーを搭載している
・もちろん、お洒落なアップルのステッカーも付いてくる
The Onionの予想は別にしても、実際アップルはメルセデスベンツやテスラモーターズから人材も採用し、既に数百人体制でプロジェクトを進めているようですから、この先どうなっていくのか楽しみですね。
アップル、車載システムとバッテリーは得意分野か
ただし、アップルが開発しているのは「自動車」というよりも、自動車を動かす「システム」であって、電気自動車の場合には既存自動車メーカーのノウハウの結集であるエンジンが必要なくなるわけですから、テスラモーターズを見ても明らかなようにアップルにとっては参入しやすい分野かもしれません。
アップルはCarPlayで多くの自動車メーカーと提携していますが、搭載のスケジュールは遅れています。自動車メーカーとしてもアップルの持つノウハウは欲しいけれど、車載システムを取られたくないと思っているのが本音ではないでしょうか。
いずれにしても今後アップルが提供してくるCarPlay、Siri、マップなど位置情報システムの機能が充実し、さらに自動車に関連する機能がリリースされれば、次世代の電気自動車であるアップルカーが発表されることになるのではないでしょうか。
参照元 : Cult of Mac、http://iphone-mania.jp/news-62806/
執 筆 : リンゴバックス