アメリカで実施された消費者のブランドロイヤルティ調査で、AppleのiPhone、iPad、MacBookがそれぞれのカテゴリーでトップを獲得しました。Apple傘下のBeatsも、ヘッドホン部門で首位に輝いています。
ブランドロイヤリティはブランドのパワーそのもの
アメリカ・ニューヨーク市のブランドコンサルティング会社Brand Keysが結果を公表した、2015年版の消費者ブランドロイヤルティ調査は、36,605人の消費者を対象に実施されました。調査の評価指標は、ブランドが消費者の期待を満たすか上回っている程度を指数化して計算されています。
ブランドロイヤリティが高くなれば消費者が繰り返し自社ブランドを購入する可能性が高まるとされ、ブランドロイヤリティは「ブランドのパワー」そのものと言えることから、ブランドロイヤリティ向上は企業にとって永遠の課題とも言えます。
ブランドロイヤリティ調査でAppleが最多の3部門でトップ、Beatsも強豪を抑える
64のカテゴリーのうち、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン部門でAppleが首位を獲得しています。また、Appleが2014年に買収したBeatsは、BOSEやSonyなどの有力ブランドを抑えてヘッドホン部門トップに立ちました。
調査結果において、1ブランドでトップに立った項目数ではAppleの3つが最多です。なお、Appleは、最近公表された「イノベーティブな企業ランキング」では世界2位となっていました。
FaceBook、Googleなどもカテゴリー首位を獲得
他のカテゴリーでは、携帯電話サービスではアメリカ大手のAT&T、SNSサービスではFacebook、検索エンジンではGoogle、オンライン決済ではPayPalなどが首位に立っています。
このほか、Apple Payの導入によりモバイル決済の利用者が大幅に伸びたWhole Foodsが自然派スーパー部門でトップとなっています。各部門のトップブランドは、BrandKeysのサイトでチェックできます。
参照元:BrandKeys、Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-62869/
執 筆:hato