海外メディア9to5Macの報道によると、Apple初のウェアラブル・デバイスとして注目を集めるApple Watchが米フィットネス誌「SELF」の表紙にモデル着用商品として掲載されていることが明らかとなりました。
Apple製品がこうして発売前にメディアに大きく姿を現すのは稀であるものの、製品発表がかなり早い段階で実施されたことについても異例だったので、同デバイスのメディア戦略はこれまでの慣例とは異なるものになっているのかもしれません。
Apple Watch、健康管理機能搭載はどうなる?
今回Apple Watchが掲載された雑誌は、米フィットネス誌『SELF』です。モデルのCandice Swanepoelさんが左手に着用している様子が写真からもしっかりと確認できます。白いバンドが見えることから、着用モデルはスポーツタイプのものでしょうか。
Appleは非常に製品の情報管理が厳格な会社であることは読者の皆様もご存知の通りですが、同デバイスについては発売(4月予定)から半年も前に発表されたことからも明らかな通り、これまでの製品のメディア戦略とは少し違う印象を受けます(以前中国版VOGUEの表紙にも掲載されています)。こうした部分は同デバイスの販売前にヘッドハンティングをかけた、一流メゾンのPR担当や、高級時計メーカーのマーケティング担当の意向が働いているのでしょうか。
そして気になるところは、Apple Watchに健康管理関連の機能が搭載されるのか、という部分です。先日、機能の複雑さから開発が間に合わず、搭載が見送られるのではないかという情報をお伝えしましたが、フィットネス誌に掲載されたという事実はこの報道を打ち消すものになっているように思えます。
やはりユーザーとしては目玉機能の1つであるだけに、同機能の搭載を祈るばかりですね。
参照元:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-62914/
執 筆:クロス