記録的な成功を収めているiPhone6/6 Plusですが、その大きい方であるiPhone6 Plus(5.5インチ)は当初5.7インチとして開発が進められていた、というニュースを海外メディアのPhoneArenaが報じています。
5.6インチ、5.7インチあたりがいい感じ?
Appleのヘッドデザイナーであるジョナサン・アイブ氏といえば、「スター・ウォーズ」の新ライトセーバーのデザインにも関わったとされるデザイナー界の重鎮ですが、同氏はiPhone6 Plus開発当初、そのサイズについて5.6インチまたは5.7インチ当たりが妥当ではないかと考えていたようです。
同モデルの試作機については数年前にすでに作成されており、事実、その際に作られた試作機の中で最もしっくりきたのが5.7インチディスプレイだった、と伝えられています。
数日間の実用の末、考えに変化が
しかしその後、アイブ氏とその同僚たちは数日間にわたっていくつかのディスプレイサイズの試作機を持ち歩いてみたところ「5.7インチも5.6インチも大きすぎる」と考えるようになったようです。
結果的に現在の5.5インチが採択されたようですが、仮にアイブ氏やその同僚たちの手が大きかったら、5.6インチや5.7インチのディスプレイサイズが選択されていたんでしょうか。筆者も同デバイスを使用していますが、正直今が絶妙なサイズ感で、これ以上大きければ片手には収まらないように思います。多くの方にとってこのアイブ氏の判断は英断だったのではないでしょうか。
参照元:PhoneArena、http://iphone-mania.jp/news-63268/
執 筆:クロス