2015年2月18日、株式会社CyberZは、「2015年 スマートフォン広告市場動向調査」の結果を発表しました。
2年で4倍、スマートフォン広告が急成長中
インターネット広告市場は、これまでPC環境をメインに成長を続けてきました。しかしここ数年は、インターネット広告市場の中でも、”スマートフォン広告市場”が、急成長を遂げています。
「検索連動型」「ディスプレイ」「成果報酬型」などPC同様、スマートフォン広告にも複数の広告種類が存在します。2012年の時点で856億円だったその市場規模は、2013年に約2倍を超える1852億円に成長をとげ、翌年の2014年にはさらに約1.6倍拡大し、3008億円に到達しており、たったの2年で約4倍の市場規模に成長しています。
2016年にはインターネット広告の半数を超える予測
当初、検索連動型を中心に成長してきたスマートフォン広告ですが、最近ではサイトやアプリ内のインプレッションによって、イメージ広告効果も期待できるディスプレイ広告に出稿企業のニーズが集まっている様子です。
CyberZによると、2015年以降もスマートフォン広告の成長は続き、2016年にはPCを含めたインターネット広告市場内の半数以上をスマートフォン広告が占めると予測されています。
ホームページだけでなく、広告もスマホ対応が必須
昨今は、自社ホームページのスマートフォン対応に重い腰を上げた企業もひと段落したと言われています。今度は、広告に関するスマートフォン対応が必要になってくるのかもしれません。
特に若年層向けのBtoCビジネスを行っている企業では、ターゲットの生活様式に合わせたスマートフォン広告の運用技術が、売り上げを左右する要素の1つになりそうです。
参照元:CyberZ
執 筆:chappy