2台のiPhone6sで、iOS10.2とiOS10.1.1のどちらがバッテリーが持つかを比較実験した動画が公開されました。
iOS10.2、バッテリー持続時間への効果を比較実験!
iOS10.2へのアップデートを適用するとバッテリー持続時間にどの程度効果があるのか、検証する実験動画をYouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。実験に使われたのはiPhone6sです。
iPhone6sといえば、一部の端末で突然シャットダウンする問題が発生し、対象機種はバッテリーの無償交換が行われています。
2台のiPhone6sは、ともに満充電状態で画面の明るさを揃えたうえで、ベンチマークアプリの「GeekBench3」のバッテリーベンチマークを使ってバッテリーの持ち時間を比較しています。
iOS10.2とiOS10.1.1のバッテリー持続時間比較実験!
いよいよ実験開始!左がiOS10.1.1、右がiOS10.2です。
計測開始から5時間22分後、iOS10.1.1のiPhone6sの電源が落ちました。
そして、iOS10.2のiPhone6sの電源が落ちたのは、計測開始から5時間24分後のことでした。
iOS10.2のほうが、約2分バッテリーが長持ちする、との実験結果となりました。
この結果についてiAppleBytesは「特筆するほど大きな差ではないが、iOS10.2へのアップデートでバッテリーの持ちが悪くなるわけではないので、アップデートすることをお勧めする」と締めくくっています。
なお、iOS10.2では複数の脆弱性が修正され、セキュリティ面も強化されています。
実験の動画はこちらからどうぞ。
Source:iAppleBytes (YouTube)
(hato)