AppleがiPhone7 Plusを日常的に使っているプロの写真家を紹介し、彼らが使っている小技をまとめた記事を米Appleの公式サイトで公開しました。
4人のプロ写真家がポートレートモードの撮影法を紹介!
写真共有サービスFlickrによると、2016年にFlickrでカメラとしてもっとも多く使われたブランドはAppleで、キヤノンやニコンを抑え全体の47%を占めていたようです。
Appleは「iPhoneは世界で最も人気のあるカメラになった」とした上で、iPhone7 Plusについてのプロの写真家のコメントと、彼らがどのようにポートレートモードを活用しているのかを紹介しています。
写真家のジャーシーン・ゴラット(JerSean Golatt)氏(@jersean_)は、iPhone7 Plusについて「少ない予算でも写真に価値をつけ、今までにないくらい素早くシェアできる」と評価しました。
ポートレートモードを使った撮影では「被写体に近づき、ディテールを引き出すこと」を推奨しました。
有名人の撮影をしているジェレミー・コワート(Jeremy Cowart)氏(@jeremycowart)は「ポートレートモードは信じられないくらい素晴らしい」と賞賛しています。
おすすめの撮影方法は、背景をできるだけシンプルにし、「被写体から余計なものを排除する」、「できるだけ日陰を見つけて、良いバックライト効果をつけるために被写体の後ろに太陽がくるようにする」ことだそうです。
また、「ほんの少し露出を下げると映画のような質感になる」と語りました。
旅行写真家のペイ・ケトロン(Pei Ketron)氏(@pketron)は「ポートレートモードは一眼レフに匹敵するほどの背景のリアルなボケを表現できる」とコメントしました。
ペットなどの動物を撮影するときは、「ペットから少し距離を取ること。ポートレートモードは望遠レンズを使うので、2メートルくらい離れるのが良いでしょう。ご褒美の餌も用意してください。ペットが(餌を見つめて)じっとしている時がシャッターチャンスです」とアドバイスしました。
ウエディングフォトグラファーのベンジー・ハイシュ(Benj Haisch)氏(@benjhaisch)は、ポートレートモードについて「携帯カメラへの見方が変わりました」と評価しました。
撮影の際は「ソフトで拡散した光を取り込むと、被写体を実物よりも良く写すことができる」とし、「人通りが少なく気が散らない場所」を選ぶことを推奨しました。
紹介された写真はAppleの公式サイトよりダウンロードできます。
Source:Apple
Photo:Apple
(nanakaba.n)