iPhoneなどのスマートフォンと組み合わせて、自分で視力検査が行える「EyeQue Personal Vision Tracker」が、現在クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援を募っています。
スマホとミニスコープでいつでも視力検査
自分で視力検査をするというと、視力表を思い浮かべる人が多いと思います。しかし何度か繰り返すと覚えてしまうので、同じ表を使い続けることはできません。しかも精度という点でもあまり期待はできないでしょう。
EyeQueがあれば、自宅でスマホを使って好きな時に、かつ精度の高い視力検査を行うことができます。
EyeQueはミニスコープと無料のmyEyeQueアプリ(iOS向けとAndroid向け)で構成されています。検眼を行うには、ミニスコープをスマートフォンに貼り付け、目に当てます。そして指示通りに検査を行います。
結果はクラウドに保存
検査結果はEyeQue Cloudで処理され、視力だけでなく、眼鏡やコンタクトレンズを作る時に処方箋に書かれるのと同じ、球面度数、円柱度数、乱視軸の数字と一緒に戻されます。
結果はクラウドに保存され、スマホやパソコンからいつでもアクセス可能です。定期的に検査すれば、視力の変化や状態を把握することができます。
アメリカにはこの視力検査の結果を送れば、眼鏡を注文できるオンライン眼鏡店もあるようです。
すでに目標額を達成
EyeQueは12月18日現在、締め切りまで17日を残して目標額である25,000ドル(約295万円)を達成、25,172ドルを集めています。ちなみにEyeQueは2017年1月5日〜8日まで米ラスベガスで開催される、世界最大の民生機器テクノロジー産業界の展示会CES 2017の「Best of Innovation」アワードを獲得しています。
今なら希望小売価格29.99ドルよりも安い25ドルで、Kickstarterサイトから購入することが可能です。2017年2月から世界各地へ出荷開始予定とのことです。
Source: Kickstarter
(lunatic)