人気ゲームアプリ「スーパーマリオラン」のダウンロード数が、初日だけで1,000万回を突破し、400万ドル(約4億8,000万円)の収益を上げた可能性のあることが分かりました。
初日だけで1,000万回ダウンロード!
調査企業App Annieの調べでは、「スーパーマリオラン」は12月15日にリリースされるやいなや、60カ国でApp Storeのダウンロード・ランキングでトップを飾ったそうです。また、リリース後から数時間で、11カ国でトップセールス・ランキングでも1位に輝いたことが分かっています。
こうしたことから、App Annieは、「スーパーマリオラン」が初日だけで1,000万回ダウンロードされ(285万回という見方もあり)、400万ドル(約4億8,000万円)を売り上げたのではないかとみています。ゲームは一部無料ですが、ゲームを進行するためには、1,200円を課金する必要があります。
「ポケモンGO」との比較は難しい?
ここで比較したくなるのは、もう1つの任天堂ヒット作である「ポケモンGO」でしょう。
大規模な社会現象を世界中で巻き起こし、流行語大賞にまでノミネートされた「ポケモンGO」は1億回ダウンロードされ、リリースから3週間後の時点でも1日に1,000万ドル(約12億円)を売り上げていたことが分かっています。
ところが、App Annieによれば、ゲームの性質が異なるため、同じゲームでありながら単純に比較することはできないそうです。というのも、「ポケモンGO」は基本プレイ無料でアイテムを必要に応じて課金するゲームスタイルであるのに対し、「スーパーマリオラン」は先述したように、1,200円の買い切りコンテンツだからです。したがって、「スーパーマリオラン」の売り上げは、リリース直後の今が勝負ということになります。
レビューが不満だらけなのはアメリカも同じ?
ちなみに、アメリカやイギリスではトップセールス・ランキングに輝いている「スーパーマリオラン」ですが、お膝元であるはずの日本では6位にとどまっています。
「無料」カテゴリに含まれていながら、ゲームを進めるためには課金が必要条件となることが、基本プレイ無料に慣れた日本人に受け入れられなかったとされていますが、レビューのスコアが芳しくないのはアメリカも同じのようです。
Source:App Annie via 9to5Mac
(kihachi)