中国のSNSに流出した情報から、2017年発売予定のiPhoneは3モデル構成であり、そのうちのもっともハイエンドなモデルのコード名は「Ferrari(フェラーリ)」であることがわかりました。
やはり3モデル展開か
現地時間12月20日、中国のミニブログサイトSina Weibo(新浪微博)に、Appleのサプライチェーンから得たという文書が公開されました。同文書には、「D20」「D21」「D22」という3種類のiPhoneが2017年に発売されると記されていた模様です。
来年発売見込みのiPhone8(仮称)が3モデル展開であるという噂は以前から浮上しており、Apple関連情報の正確さで定評のあるKGI証券のミンチー・クオ氏も、iPhone8は4.7インチと5.5インチの2サイズで、4.7インチモデルには液晶ディスプレイ、5.5インチには液晶と有機EL(OLED)の2種類が用意される、と予測しています。
またこの3モデルの内容については、うち2モデルはiPhone7の処理性能のみをアップデートしたiPhone7s/7s Plusとなり、1モデルのみが外観デザインや機能を刷新したiPhone8となる、ともいわれています。
ロジックボードは2つに分割
今回流出した文書によれば、この最上級モデルはガラスボディで有機EL(OLED)を搭載、ホームボタンはディスプレイ内に埋め込まれ、ワイヤレス充電となり、「Ferrari」というコード名で呼ばれているとのことです。これらの情報はこれまで噂されてきたものとも一致しています。
また「Ferrari」は内部設計も刷新されており、ロジックボードは2つに分割され、フレックスケーブルで接続されるようです。一方のボードには「A11」システムオンチップやNANDフラッシュメモリが搭載され、もう一方にはWiFiやセルラーチップなど通信部品が搭載されるとのことです。
SIMカードトレイは下側に配置
また情報提供者によると、Appleは内部部品のスペースを確保するため、SIMカードトレイを下側に配置する、とも伝えています。これは現行のiPad Proと同じ配置です。
Source:AppleInsider
(lunatic)