ドナルド・トランプ次期大統領が満面の笑みを浮かべてこちらを見つめる、純金とダイヤモンドで出来たiPhone7が今、密かに富裕層の間で話題を博しているそうです。
すべてを手にした富裕層だからこそ欲しがる
ボディーは999.9(フォーナイン)の純金製、縁とAppleのロゴにVS1級のダイヤモンド。そして中央には笑顔のドナルド・トランプ次期大統領が彫られ、価格は151,000ドル(約1,740万円)。一部のアメリカ人にとっては、悪夢のようなiPhone7ですが、れっきとしたドバイの富裕層をターゲットにした商品です。
「世界にはとても裕福な富裕層が存在しますが、彼らは往々にして贈り物を買うのが非情に困難なのです。なぜならば、彼らはすべてを手にしているからですよ」。そう話すのは、純金製のトランプiPhoneを手がけるGoldgenieのマネージャーです。
需要は意外にも少なくない
実際、本製品は求めに応じて作られた端末なのだそうです。Goldgenieによると、中国人の女性が先月ふらりと店に入ってきて、この金ピカのiPhoneを作るよう要求してきたのだとか。名前などの詳細は明らかにされていませんが、先述のマネージャーは、来月にトランプ氏が大統領に就任する際、彼に手渡す予定なのではないか、とみています。
そうでもなければ、一体誰が欲しがるのでしょうか……と言いたいところですが、このトランプiPhoneを売り出してから、さらに9つのオーダーが舞い込んでいるというから驚きですね。
なお、このiPhoneが欲しいけれど高くて手が出ない!という稀有な方に朗報です。純金でできたトランプiPhoneと言えば、他にもプーチン大統領シリーズで知られるCaviarが有名ですが、こちらの価格は3,000ドル(約35万円)と「控えめ」な金額になっています。
Source:CNN Money,Goldgenie
(kihachi)