iPhoneなどで使えるマップアプリで、ロンドンの有名な時計台「ビッグ・ベン」を3D表示すると、時計が実際の時刻を示すようになりました。アップルによる地図機能強化の取り組みの一環と見られます。
iPhoneのマップアプリでロンドンのビッグ・ベンに現在時刻を表示可能!
「ビッグ・ベン」の愛称で知られるイギリスの国会議事堂の時計台を、iPhoneなどの「マップ」アプリで「Flyover」を使って表示すると、時計が実際のロンドンの時刻を示している、と米メディアCult of Macなどが報じています。
この不思議な時計を見るには、iPhoneやiPadの「マップ」アプリで「Big ben London」と検索し、表示されたスポット名をタップした後の画面で「Flyoverツアー」をタップすれば、表示に多少時間がかかりますが、「ロンドンの現在時刻」のビッグ・ベンを見ることができます。
不思議な感覚を楽しめるこの機能についてCult of Macは、「この時計は実際の映像ではなく合成」としながらも、これはアップルのマップアプリの進化の1ステップであると伝えています。
Flyover機能では、すでに東京やアメリカの国立公園など、世界の主要都市や観光地の衛星画像で空中散歩が可能です。
目撃多数の「アップルのミニバン」も地図機能充実への取り組みか
最近になってカメラを搭載したアップルのミニバンが全米各地で目撃されており、自動運転車の開発に向けた実験か?とも騒がれましたが、これはアップルがGoogleの「ストリートビュー」に対抗できる地図機能の実現のためのデータ取集と考えられています。
参照元:Cult of Mac、http://iphone-mania.jp/news-63831/
執 筆:hato